市民後見人養成講座でお話ししました(支援の視点から)

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市民後見人の皆さんへ、終活を支援するために

今日は、常総市の NPO法人 With 様 主催の「市民後見人養成講座」に講師で講師をさせていただきました。

今回ご一緒した NPO法人 With 様は、地域で暮らす高齢者や障がいのある方が安心して生活を続けられるよう、成年後見制度と生活支援を行っている団体です。

今回のテーマとして、以下の内容を説明いたしました。

  • 終活の全体像
  • 支援者として知っておきたい「遺言書づくり」
  • パターン別での終活支の留意点

終活というと「本人の準備」という印象が強いですが、支援者が正しく理解しておくことで、相談者さんの不安軽減や選択支援に大きく貢献できます。


支援者の視点で重要になるポイント

講座では、実際の相談現場を踏まえながら、支援者の視点で知っておいた方がいいこと、留意点をお話ししました。

遺言書づくりは「生き方の整理」

遺例えば遺言書は、財産の分け方を決めるだけのものではなく、

「これまでの人生の振り返り」
「大切な人への感謝や想いを伝える手段」

でもあります。

そして同時に*相続に関するトラブルを未然に防ぎ、ご本人と大切な方々の負担を軽くするためのとても大切な“準備”**です。

支援者がこの意味を理解していることで、相談者さんの不安を和らげたり、その方らしい選択につなげるお手伝いができますし、「なぜ今、準備しておくことが大切なのか」という納得感も持っていただきやすくなります。支援者がこの視点を理解していることで、相談者さんが安心して準備を進められるようになります。


地域の安心は、人と人とのつながりから

講座を通じて感じたことは、市民後見人の皆さんの役割こそ「地域のセーフティネットそのもの」だということです。

講座に参加されていた皆さんのまなざしは、「ご本人が望む形で安心して暮らせるように」
という思いに満ちていました。

その思いこそが、地域で暮らす方の安心につながっていくのだと、改めて実感しました。


参加いただいた皆さまへ感謝をこめて

お声かけくださった NPO法人 With 様、そして熱心に受講してくださった皆さま、本当にありがとうございました🌸

今回の講座は、私自身にとっても市民後見人の皆さまの視点や思いを知ることができた貴重な学びの時間となりました。

これからも、地域の皆さまの「自分らしい人生」を支える活動を、微力ながらご一緒にお手伝いしてまいります。

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