いばらきフラワーパーク フラワーイルミナイト
水戸で茨城県行政書士会の研修の後、寄り道をして一人で見に行きました。
バラやマリーゴールドの華やかな花たち。昼間は陽光のもとで際立っていた花びらの鮮明な色彩が、夜のライトアップでは柔らかな光と影のコントラストに溶け込んで、また違った幻想的な雰囲気を楽しめました。
色は光が作り出すのね。
雨の後だったので、花びらや葉に残った水滴は小さなレンズのように光を集め、イルミネーションの輝きを一層引き立ててくれました。
光と影 晴と雨 明と暗 必ず対比するものがある
夜のイルミネーションで見る花をみて考えたこと。
花の見え方は光によって変わりますが、それは人生も同じなのかもしれません。
光があれば幸せ。影は不幸。晴れていれば楽しい。雨の日は憂鬱・・。50年生きてきたら、なんとなく、そうじゃなくってどちらもいいんだって、だんだんそう思えるようになりました。
私たちの生き方や考え方も、環境や状況、そして何より視点を変えることで新しい発見や意味を見いだせるって何回も経験してきたから。
視点と見方をかえるだけで人は幸せになれる 花が教えてくれたこと
日常の中で困難や壁にぶつかったとき、目の前の問題ばかりに集中してしまうと、それが全てに思えて、その困難の苦しさから逃れることばかり考えてしまいます。
でも、ほんの少し視点を変えてみると、別の見え方があることに気づく瞬間があります。これは いつも昼間ばかり見ていた花が夜のライトアップで全く違う美しさを見せることと同じことです。一つの見え方に囚われず、状況や時間の流れに応じて見方を柔軟に変えることで、新たな魅力や可能性が浮かび上がってきているのです。
また、花が光によってその魅力を引き出されるように、私たちも周囲の環境や人々との関わり方次第で、新しい一面を発見されることがあります。
ある人のやさしい言葉や励ましが、まるで花を照らす陽光のように心を照らし、元気や勇気を与えてくれることがあります。逆に、自分が誰かの光となり、その人の美しさを引き出す存在になることもできるのだと思います。
人生における光 明るくなくてもいい。光があるから影ができる。
人生における光とは、必ずしも明るいものだけではありません。曇りの日や雨の中にも、特有の美しさがあるように、時には暗闇や影の中にこそ、気づける価値や真実があります。光が強ければ影も濃くなる。しかし、その影も含めて人生の景色を彩る重要な要素なのです。
花と光の関係から学べること。それは、物事や自分自身を見る視点を変えることで、思いがけない美しさや意味を発見できるということ。そして、どんな状況でも必ずその中に輝きや価値を見つけられるという希望
そう、日常ふと感じる幸せを逃していたら人生もったいない。
悩んで生きるほど人生は長くない。
人生を照らす光を見逃さないこと。そして、光がなくても晴れていなくても、影の中にいても、そこに心を動かすものもみ逃さない。そうすることで、私たちはより豊かな人生を送ることができるのかもしれません。
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