個人事業か会社をつくるか?① 法人と個人事業の違い

個人事業でやるのがいい?会社を作ったほうがいい?

事業を始めるときに、だれもが悩む問題ではないでしょうか?

まずは、会社を作るメリットとデメリットを理解したうえで判断することをお勧めいたします。

目次

会社って何?

①会社の意味

会社は、法務局に登記することによって、会社という人格ができ、会社として法律上の権利を主張したり、義務を負います。 法律によって人格が認められる組織のことを法人といいます。法人の中でも特に営利を追求する為に作られた組織が会社です。

ビジネスを行う上で発生する権利と義務は個人でなく、会社自身に帰属します。

一方、個人で事業を行う場合は、[個人]に事業に関わるすべての権利と義務が帰属します。事業を行う[個人]とプライベートの[個人]は同じなので、事業を行う上で帰属する権利と義務は、プライベートの個人にも帰属するという意味です。

②会社と個人事業の違いって?

・会社を作るポイント

・会社という[法人格]と会社の代表者である[個人]は、法律的に別の存在となる

・最悪の場合、個人の財産を守ることができる。

 例として、会社を作ると、生命保険の加入を会社名義にでき、保険料を経費とすることができます。また、代表者が持っている不動産を事務所として使う場合は、会社が借りたり、固定資産税を負担し、個人に家賃を払うことができます。

 また、会社が借りた借金は、業績が悪くても、会社の借金を無限に追う必要はありません。個人の財産を切り崩してまで借金を返済する義務はありません。そして、仮に事業の継続が困難になり、会社を売却することになっても、個人もっている不動産や財産を処分する必要もありません。

 一方、個人事業だった場合、事業用の設備を購入する為に借りた融資も、負債があったら、個人がプライベートのお金を使っても最後まで返し続ける必要があります。

 すなわち、最悪の事態を想定しても、会社にしておけば、個人の財産を守ることができるのです。

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