ブログ更新(2026.6.14)県南ケアマネジャー研修会で「高齢者終身サポート」について講師を務めました CLICK!

県南ケアマネジャー研修会で「高齢者終身サポート」の講師をしました

先日、県南ケアマネジャー懇話会 第110回研修会にて、講師を務めさせていただきました。

会場は、土浦市にある霞ヶ浦医療センター 講堂

今回のテーマは、

「現場で困らないための高齢者終身サポート講座
― 身元保証・死後事務・後見の違いと連携ポイント ―」

高齢者支援の現場では、身寄りの少ない方、おひとりさま、ご家族との関係が難しい方の支援において、判断や対応に迷う場面が少なくありません。

今回は、そうした現場で必要となる
身元保証、緊急連絡先、財産管理、死後事務委任、任意後見、成年後見制度について、行政書士の立場からお話ししました。


目次

高齢者支援の現場で増えている「身寄り問題」

今回の研修には、次のような高齢者支援の専門職の皆さまにご参加いただきました。

居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、病院の在宅支援部門、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など、日々、ご本人やご家族と向き合っている皆さまです。

現場では、次のようなご相談が増えています。

「入院や施設入所のとき、身元保証人がいない」
「緊急連絡先になってくれる家族がいない」
「本人の判断能力が低下した後、誰が手続きをするのか」
「亡くなった後の葬儀、納骨、行政手続きは誰が行うのか」
「支援者がどこまで関わってよいのかわからない」

こうした問題は、ご本人の生活、医療、介護、財産、死後の手続きに関わるため、早めに整理しておくことが大切です。


身元保証・死後事務・後見制度は、それぞれ役割が違います

高齢者終身サポートを考えるうえで、特に混同されやすいのが、次の3つです。

身元保証・緊急連絡先

入院、施設入所、賃貸住宅の契約などで求められることがあります。

ただし、何を保証するのか、どこまで責任を負うのかは、契約内容によって異なります。

単に「名前を書いてもらう」だけではなく、医療同意、費用精算、退去時対応、残置物処理など、具体的な役割を確認する必要があります。


死後事務委任契約

死後事務委任契約は、ご本人が亡くなった後の手続きを、あらかじめ信頼できる人や専門職に依頼しておく契約です。

たとえば、次のような内容が対象になります。

葬儀、火葬、納骨、永代供養、役所への届出、医療費や施設利用料の精算、家財整理、関係者への連絡などです。

おひとりさまや身寄りの少ない方にとって、死後事務委任契約は、将来の不安を減らすための重要な備えになります。


任意後見・成年後見制度

後見制度は、ご本人の判断能力が不十分になった場合に、財産管理や契約手続きなどを支援する制度です。

任意後見は、判断能力があるうちに、将来支援してもらう人を自分で選んで契約しておく制度です。

一方、法定後見は、すでに判断能力が低下している場合に、家庭裁判所が後見人等を選任する制度です。

身元保証や死後事務委任契約とは役割が異なるため、現場では「どの制度で、どこまで対応できるのか」を整理しておくことが重要です。


支援者だけで抱え込まないために

今回の研修では、制度の説明だけでなく、現場で迷いやすい場面についてもお話ししました。

たとえば、

「家族と連絡が取れない場合、誰につなぐのか」
「本人の意思確認は、いつ、どのように行うのか」
「ケアマネジャーや医療・介護職が引き受けてはいけないことは何か」
「行政書士、司法書士、弁護士、社会福祉士、地域包括支援センターなど、どの専門職につなぐべきか」

という点です。

高齢者支援では、支援者が善意で抱え込みすぎてしまうことがあります。

しかし、身元保証、財産管理、死後事務、相続、契約、後見制度は、法的な整理が必要になる場面も多くあります。

だからこそ、支援者だけで抱え込まず、必要に応じて専門職や関係機関につなぐことが大切です。


ご本人の意思を大切にした支援のために

高齢者終身サポートで一番大切なのは、ご本人の意思です。

「どこで暮らしたいのか」
「誰に連絡してほしいのか」
「医療や介護について、どのような希望があるのか」
「亡くなった後の葬儀や納骨をどうしたいのか」
「財産を誰に、どのように残したいのか」

こうした希望は、元気なうちに確認しておくことで、将来のトラブルや現場の混乱を減らすことにつながります。

遺言書、任意後見契約、死後事務委任契約、見守り契約、財産管理委任契約などを組み合わせることで、ご本人の意思を形にしやすくなります。


行政書士ができる高齢者終身サポート

花咲く行政書士事務所では、取手市を中心に、茨城県南地域で高齢者の終活・生前対策・おひとりさま支援に関するご相談をお受けしています。

主なサポート内容は、次のとおりです。

  • 公正証書遺言の作成サポート
  • 任意後見契約の文案作成・公証役場との調整
  • 死後事務委任契約の作成サポート
  • 見守り契約・財産管理委任契約の作成
  • おひとりさまの終身サポート設計
  • 身元保証・緊急連絡先に関する整理
  • 相続人調査、相続関係説明図、法定相続情報一覧図の作成
  • 遺産分割協議書の作成
  • 医療・介護関係者との連携支援
  • 終活講座・エンディングノート講座・専門職向け研修

ご本人だけでなく、ご家族、ケアマネジャー、地域包括支援センター、医療機関、介護施設の皆さまからのご相談にも対応しています。


取手市・土浦市・牛久市・龍ケ崎市・守谷市・つくば市周辺で終活・高齢者支援のご相談なら

身寄りの少ない方、おひとりさま、ご家族との関係が難しい方の支援では、早めの準備がとても大切です。

特に、次のようなお悩みがある場合は、一度ご相談ください。

「身元保証人がいない」
「将来、施設入所や入院の手続きが心配」
「亡くなった後の葬儀や納骨を頼める人がいない」
「財産管理や任意後見について相談したい」
「親族に迷惑をかけないよう、今のうちに準備したい」
「支援している利用者さんを、どこにつなげばよいかわからない」

花咲く行政書士事務所では、法律書類の作成だけでなく、ご本人の想いを丁寧に伺いながら、必要な制度や契約を整理していきます。

高齢者終身サポート、死後事務委任契約、任意後見契約、公正証書遺言、相続手続きについてお困りの方は、お気軽にご相談ください。


研修・講座のご依頼も承ります

花咲く行政書士事務所では、地域包括支援センター、介護事業所、医療機関、福祉団体、自治会、シニア向け団体などを対象に、終活・遺言・相続・任意後見・死後事務委任に関する講座も行っています。

専門職向けには、現場で迷いやすい事例を交えながら、制度の違いと連携のポイントをわかりやすくお伝えします。

一般の方向けには、エンディングノートや遺言書、老後の備えについて、やさしい言葉でお話しします。

高齢者支援、終活、身元保証、死後事務、後見制度に関する研修をご希望の方は、花咲く行政書士事務所までお問い合わせください。

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