1月から阿見町 行政書士無料相談会 相談員をさせていただくことになりました。
相談者様の相談内容はほとんどが終活・相続に関する内容です。
母(父)がなくなったのですが、兄弟で住んでいる今の土地と家を相続したらいいでしょうか?
相続したいのですが、兄弟で行方が分からない人がいるのですがどうしたらいいでしょうか?
遺言書を残したいのですがどうやって書けばいいのでしょうか?
兄弟仲良くないのですが、私は相続でいくらもらえるのでしょうか?
上記のように具体的な相談だけでなく、漠然としたご不安をお聞きすることもあります。
周りの人のご不幸が続き、私もこれからのことが不安で、終活、何をしたらいいのでしょうか?
インターネットで検索したら沢山の情報がありますが、逆に何が正しいか何をしたらいいか、どれを選べばいいのか迷って変えて不安が強くなることもあります。
どこに相談したらいいのかわからずに時間がたってしまったというケースもあります。
行政書士の立場として、他の士業の業際もあり、お答えできないこともありますが、まずは日常のお困りごとについては相談の窓口となって、ほかの問い合わせ先があれば、一般的な相談先をお伝えすることも役割です。
相談者さんが話しやすい雰囲気になるような接客やふるまい。そしてまずはニュートラルにお話を傾聴することでだんだん話が進んできます。
そして、ご一緒に話をする中で、相談者さんの心の中が整理されてすっきりされることもあります。
不安を安心に 悩みを解消に導くお手伝いができる 行政書士としての喜び
不安なことは、具体的なことがわかるだけでも安心につながります。
安心できたら、笑顔にになって前に進むことができます。
相談後に皆様が「安心しました」「相談してほっとしました」と笑顔でお帰りいただくこと。
そのお姿をお見送りできる喜び
先輩の行政書士の先生のご対応、不安を安心に導くプロセス、補助としてのファシリテート。相談者様の心を開けるような傾聴技術。
そして、常に最新の法改正情報含む知識のアップデート。それをわかりやすく正確に相談者にお伝えする技術
学びを止めるな。日々是修練。相談者様から沢山の学びをいただけることに感謝です。
一期一会に続く言葉 「余情残心」
「一期一会」と言う言葉は、「人生は無常かつ老少不定であり、今日の一日は絶対に二度とないことを肝に銘じ、今日の茶会は生涯ただ一回限りの茶会であると心得て、主客とともに誠心誠意をもって真剣にその会に対処すべきことといた言葉・・」です
そして・・この言葉の後に続く言葉 「余情残心」があります。これは、客人が見えなくなるまで礼をしなさい、あるいは、 客人が帰られた後も、次への反省をしなさいと言う意味だそうです。
何事も事が終わったからといって、ホッとしないで、常に向上心を持って、前向きな人生を送るべき心得です・
そして、私は弓道をやっていますが、弓道でも【残心】があります。
弓道では、矢を射った後も心身ともに姿勢を保ち、目は矢が当たった場所を見据えること。
残心がなければ技が正確に決まっても有効打突にならず、無効になります。
合格したから!中ったから!うまくいったから! そして だめだった・・・。と一喜一憂するのではなく常に平常心で、次の反省をし、その後はそれを行動にすすめよう。と思いつつ、心に心惑わさせてしまう自分をちゃんと監視していかないとだめですね(^▽^)/