牛久市のNPO法人「ソワンアンドソワレ」様のご支援のもと、「親なきあと」をテーマにした終活講座を開催いたしました。
障がいのあるお子さまを支えるご家族やケアラーの方にとって、「自分がいなくなったあと、この子はどうなるのだろう」という不安は、なかなか言葉にしにくいものです。
今回の講座は、そうした想いを安心して話せる少人数制・円卓形式で行いました。

牛久沼湖畔「とみさんち」で開催した、心がほどける終活講座
会場は、牛久沼湖畔にある自然食品のお店 「とみさんち」。
木のぬくもりを感じる机や椅子、やさしい空気感に包まれた空間は、
初対面同士でも自然と会話が生まれる、あたたかな場所でした。
「ここなら話せそう」
そんな雰囲気が、参加者の皆さまの緊張をそっと和らげてくれていました。

座談形式だからこそ見えてきた「親なきあと」の本当の悩み
講座は、お茶やお菓子を囲みながらの座談形式で進行しました。
- 日頃感じている漠然とした不安
- 将来に向けて何を準備すべきかわからない気持ち
- 家族には話せずにいた本音
一人で抱えてきた想いを言葉にし、他の参加者の体験談に耳を傾けることで、
「同じ悩みを持つ人がいる」
「自分だけではなかった」
と、少しずつ気持ちが軽くなっていく様子が印象的でした。
最後に 笑顔で[安心しました]とお声掛けいただくことは本当にうれしいです。


「親なきあと」の不安は、相続や任意後見で“備え”に変えられる
「親なきあと」は、避けて通れないテーマですが、
不安の多くは、制度を知り、準備をすることで軽くすることができます。

たとえば、
- 遺言書による財産の残し方
- 任意後見契約による将来の支援体制
- 死後事務委任による手続きの整理
など、今からできる選択肢があります。
講座では、こうした制度についても専門用語をできるだけ使わず、実例を交えながらお話ししました。
「難しいと思っていたけれど、少しイメージできた」
そんな声をいただけたことが、何よりの励みです。
花咲く行政書士事務所の終活・相続サポートについて
特に、
- 親なきあとが心配なご家族
- 障がいのあるお子さまを支える親御さま
- ケアラーとして将来に不安を抱える方
のお話を、時間をかけて丁寧に伺うことを大切にしています。
「何から相談すればいいかわからない」そんな段階でも、どうぞご安心ください。
今後も、地域で安心して暮らし続けるための活動を
今回の終活講座が、
「一人で抱え込まなくていい」
「今から準備できることがある」
そう感じていただくきっかけになっていれば幸いです。
今後も、NPO法人様や地域の皆さまと連携しながら、
ケアラーの方の不安を安心に変える場づくりを続けてまいります。

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