取手市 小貝川に赤い花の川 彼岸花に学ぶ人間の無常

取手市藤代にある小貝川 秋になると赤い花の川が現れます。

彼岸花の群生。今年は酷暑と長引く残暑のせいか、二週間ほど遅い開花でした

彼岸花、別名「曼珠沙華」は、日本の秋の風物詩でありながら、同時に「死」や「別れ」の象徴として知られています。

彼岸花の特徴の一つは、その花と葉が同時に現れることがないということです。これはまさに人間の「無常」、すなわち物事が常に変わり続けることを象徴しています。

花が咲くときに葉は枯れ、葉が茂るときに花は消える。このサイクルは、私たちの人生にも通じるものがあります。幸せな瞬間も、悲しみの瞬間も永遠には続かず、すべてが移り変わるのです。

また、彼岸花の花言葉には「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」などがあります。

これらの言葉は、人々が経験するさまざまな感情や出来事を反映しています。再会を待ち望む心、あきらめざるを得ない瞬間、そして忘れられない悲しい思い出。彼岸花は、その美しさとともに、私たちが避けられない人間の無常を静かに語りかけているのです。

彼岸花の咲く風景を眺めながら、私たちは自身の人生を振り返り、その一瞬一瞬の大切さを再認識します。無常の中にこそ、私たちが感じる一瞬の喜びや悲しみがあり、それこそが人生の豊かさを作り出しているのかもしれません。

彼岸花の美しさとその象徴が伝える無常の教え。これを心に留め、今この瞬間を大切に生きることこそが、私たちにとっての最良の選択なのでしょうね。

そして、この彼岸花を見に行った理由。

行政書士試験受験追い込みのとき。近くの図書館で模擬試験の振り返りをしていました。

帰りにこの満開の彼岸花を見ながら、試験結果に一喜一憂している自分や落ちたらどうしよう・・と不安妄想している自分を慰めていたのです。

そう、この風景は今の私の原点があるような気が気がします。

この 赤い川の先に何をみていたのだろう?

満開の花に何を託していたのだろう?

今となっては忘れてしまいましたが、

ただ言えること。あの時から今も学びを止めていない。変わらないこと。

そして、今はその学びが人のお役にたっている喜びの実感となっている。変わったこと。

そう。。。まさに無常ですね。

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