シニア起業実現の4つのステップ
ここでシニア起業をするって決めたはいいけどなにをすればいい?何から進めていけばいいのかわからないという方が多いかと思います。
STEP1 起業分野の決定
起業を始める前にぜひやっていただきたいことがあります。
それは、今までの人生を振り返って得意なこと。やりたいことを洗い出し、そこからお金になることが何かを考えることです。
市場性・やりたいこと・できること この3つの円の重なる分野だけが起業して成功する可能性の高い起業分野です。
①やりたいこと・できることを発見するには、自分の棚卸をします。
②その後、ピップアップしたものについて、以下の視点でスクリーニングしていきます。
社会の課題を解決できるか?
顧客ニーズがあるか?
顧客に貢献できるか?
自分の棚卸表の作成が重要!!
シニア起業は起業分野の答えは今の自分の中にしかありません。
その自分の中から探すために自分の棚卸をします。
ポイントは客観的に書いてくこと。なんでもいいから言葉に表現して書いていくことです
とにかく、思いついたものをすべて、内面を洗いざらい書く
その中でワクワク・心にときめいたキーワードを組み合わせる
これが自分の新たな価値になるのです。
STEP2 ビジネスモデルの設定
次に決定した起業分野をビジネスとして成り立つようにビジネスモデルを設定して具現化させていきます。
ビジネスモデルとは?
誰に(Who)、何を(What)、どうやって(How)、付加価値を提供し、収益を得るのかの仕組みです。
ビジネスモデル手法には、SWOT分析・ビジネスモデルキャンパス・ピクト図解といくつかありますが、シニア起業を考えるにあたり、その中でも 一番シンプルで取り組みやすく、全体像がわかりやすい手法を紹介します。
ビジネスモデル設定手法:「9セルフレームワーク」
それぞれのマス目に順番に答えを書いていくことで、ビジネスモデルを視覚化することができます。
質問に答えるだけでビジネスモデルが分析できるため、図解するのが苦手な方にもおすすめです。
①ビジネスを顧客価値・利益・プロセスの3つの視点で分解
②9つの質問に順番に答えていく
③9つの答えが全体的にみて一貫性があるか検証していく
STEP3 事業計画の作成
準備の最後として、今まで決めてきた起業分野とビジネスモデルを事業計画書の形にします。
そのビジネスモデルに、時間とお金に関する具体的な計画を追加したものが事業計画です。
事業計画を作成するメリット
事業計画書を作成すると、自身の事業について「何を、誰に、どのよう にして売るのか」が整理でき、損益計画などの数字面を明確にするうえで 役立ちます。事業を客観的に書き出すことで頭の中を整理でき、それまで 見えなかった課題やリスクを発見できます。
人へ説明することも想定してまとめておくことをお勧めします。
*収益をあげるために「やるべきこと」が明確になる
*事業を客観的に書き出すことで頭の中を整理し、課題やリスクを発見できる
*融資審査に通りやすくなる
最初から完璧なものを作る必要はありません。
随時見直して修正していくことが重要です。
3か月スパンでの見直しがお勧めです
事業計画に盛り込む内容
資金計画は、開業資金計画のことです。
大体、個人事業計画は、1年目は赤字、3年後は黒字になる例が多いです。
ここでシニア起業のポイントとして、 最初は細かく計画を立てて 細かく軌道修正できるようすることをお勧めします。
起業後は毎月収支実績にをまとめて、3か月おきに本計画と
比較→分析→修正していくことをお勧めします。